自伝云々

すべてを書きます

愚痴備忘 無気力

結婚しますみたいなことが決まって、両家族はじめちょこちょこ周りに報告し始めると、みなさんももちろん「あ、そうですか。」で終わるわけにいかないので口々に「おめでとう!」「お幸せに!」とか言ってくださって、新居はどうする、入籍はいつだ、結婚式は、指輪は、出会いは……思いつく限りのテンプレ質問もいただいて、こちらもカンペ用意しとくべきなんですけど全然決めてないのでろくに答えることができない。実感もないし、実感がある!という状態にしようと努力することもない。結婚に対して「楽しみ」という前向きな気持ちが全くない。
引っ越すから仕事やめなきゃいけなくて、まあやめなくてもいいけど転勤してまで続けることもないかと思ってやめますと言ったけども、言ったら言ったで感傷的になる。
去年も一昨年も毎日毎日早くやめたいって思ってたけど、嫌いな人や職場の嫌なとこなぜか全部もう思い出せない。優しい上司、楽しい仕事、未経験の自分がなんやかんややってきてそれなりに慣れてきたタイミングでの退職、ここやめてまた転職……そんなの無理じゃん!つらいです。大嫌いなところばかりだけど、当時ほぼ新卒だった私を受け入れてくれた恩はあって、楽しくなかったことばかりじゃないよな、どこでだってある程度そう思うのだろうけども
退職はまだ少し先だから、会社の人にはまだ3人くらいにしか知られてないけど、おめでとうと言われるたびに「すみません」と言ってしまう。
3年弱同棲してたので、結婚したって何も変わらんと思ってたけど、変わるのは私たちの関係じゃなくて環境や周りなのよねと今更気がつく。あんなに過保護で過干渉だった親は何聞いても「2人で決めなさい(^^)」としか言わなくなって(なんで?!助けて、と思ってるいつもいつもいつも)、何も知らんガキだと色んな人に思われていた(ような気がする)私は急に一人前の大人みたいに振る舞うことを要求される。(これは多分、前から要求されていますね)
マリッジブルーなのよねとか自分では冗談っぽく笑うこともあるけども、お前らは絶対に私に向かってそういう心無いことを言うな!泣けて泣けて仕方がない
一番悲しいのは変化すること、築いた日常がぶち壊されることなんだ。毎日同じ生活がいい、何も得ず、何も失わず、何も進まず何も終わらない。新生活が日常になるまでの道のりが長すぎる。